現住まいの明け渡しに必要なモノ、手順

By | 2016年6月20日

引越し当日には、管理会社や大家さんと立ち会っての明け渡し作業が必要になります。明け渡しに際して必要なモノとして、家を借りる際に作成された賃貸契約書、印鑑、家の鍵があげられます。賃貸契約書はなくても大丈夫なのですが、内容の確認の為にはもっていた方が無難です。

退去の際に最初に払っていた敷金の返還について、管理会社と話し合いをしなければなりません。返還に際し、立ち会いをしながら部屋の中をチェックして金額を選定していくのですが、このときにも気をつけなければならないことがあります。契約書に原状修復義務の詳細が記載されているはずなので、それらをよくチェックしておきましょう。


例えば、壁紙の張り替えが必要だと言われた時、そこに入居して6年以上経っていれば、交渉の余地があります。賃貸おいて壁紙の耐用年数は6年となっており、通常利用している状態での劣化であれば、大家さんの負担で交換になる場合もあります。


また、手順の1つに、前日までにしておくといい事として掃除があげられます。掃除をするのとしないのでは管理会社や大家さんの印象が全然違ってくるのです。これは敷金を多く返還してもらう、もしくは過剰に弁償しなければならなくなるのを回避する方法でもあります。


返却する家の鍵ですが、マスターキーの他、複製した鍵も忘れずに返却しましょう。特に忘れやすいのは、もしもの時の為、実家に預けていたりする鍵です。家を借りた時の本数と比べて1本でも少ない場合、家の鍵を交換しなければなりません。その場合、なくした方に落ち度があるため、交換費用を請求される場合があります。

引越しには想像している以上にお金がかかります。少しでも安くする為には、出来る限りの対策をしておきましょう。

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