引越しの豆知識-「引越し料金の節約方法」

これから引越しを考えている方へ。

このページでは、引越し料金・費用を可能な限り安くする方法をご紹介しています。今すぐ簡単にできることや、あらかじめ調整が必要なものなどがありますが、なるべく料金を安くするために多くの事を実践していきましょう。

 

引越し業者の選び方

引越し料金を節約するには、引越し業者の選び方がもっとも重要なポイントになります。何故かと言うと、全く同じ条件(荷物・日時・季節など)であっても、業者によって料金は異なるからです。

全く同じ条件でも引越し料金が異なってくるのは、各業者ごとに、料金設定が違うからです。当たり前のことですが、あなたがどのような引越しをするかによって(単身・2人・3人・5人家族・法人など)、得をする業者と損をする業者があります。

例えば、長距離の引越しをする場合に割安になるパックプランがある業者もあれば、荷物の少ない単身引越しがとても安くなるプランがある業者などがあるわけです。

引越し業者のプラン・コース

引越し業者が打ち出しているプランやパックには以下のようなものがあります。

  • 荷造り・梱包をすべて業者に任せる
  • 梱包は自分でやる
  • 荷造りから荷解きまですべて業者に任せる
  • 女性スタッフのみが作業をしてくれる
  • 学生限定の学割プラン
  • 60歳以上の方の引越しを対象にしたシニアプラン
  • 新居の清掃までセットになったプラン
  • 食器類の荷造り・荷解きを業者に任せるプラン
  • 期日や時間を指定しないプラン

大手業者や中小業者に関係なく、それぞれの業者には得意とする分野があります。あなたが必要とするサービスが含まれているプランを選び、極力自分で出来る作業は自分で行うことで料金は節約できます。梱包などは出来るだけ自分で行い、大きな家具などは業者に任せるようにしましょう。女性の方であれば、プライバシーのことなども考えてレディースパックなどを選ぶのも良いかもしれません。女性スタッフだけで作業をしてくれるので、安心です。ただ、レディースパックについては、料金が少し高めになるので、通常のプランに女性スタッフを交えてもらえるように交渉してみるのも良いかもしれません。1人でも女性スタッフがいれば料金も安くなり、安心感も増すでしょう。

 

引越し業者のオプションサービスについて

引越し業者は、荷造り・荷解き・運搬以外にも、オプションサービスとして色んなことを請け負ってくれます。オプションサービスとして選べるものは以下のようになります。

  • 新居の清掃
  • エアコンの取り外し/設置・クリーニング
  • ピアノの運搬
  • 車両の運送
  • 消毒・殺虫サービス
  • 引越しの挨拶品の手配
  • 盗聴器発見サービス
  • インターネットプロバイダの申込
  • 防振グッズの設置
  • ダンボール・資材の回収
  • 不要品の処分

必要なモノとそうでないモノがありますが、基本的にはどれも有料のサービスとなりますので、依頼する場合は料金プランをしっかり確認しておくことが大切です。あれもこれもと申し込んでしまうと、総額はかなり高くなってしまうこともありますので注意しましょう。

 

一括見積もりを使えば、どの業者が安いか簡単に分かる

業者によって、プランもオプションサービスも料金も違います。数百もある引越し業者の中から、あなたの引越しに最適な業者を選ぶのはカンタンなことではありません。そこでおすすめしたいのが、一括見積もりサイトです。

一括見積もりサイトでは、必要な情報を1回入力するだけで、あなたの住んでいる場所の近くにある最大10社へ、一括で見積もり依頼ができます。あなたは、各社の見積もり金額が届くのを待つだけです。見積もり金額が届けば、その料金やサービス内容を比較して、どの業者が一番良いかを決めるだけ。1日や2日あれば引越し業者選びは終わります。

1社ずつ別々に見積もり依頼の電話をしていては、時間がいくらあっても足りません。面倒だし疲れるし、いいことは1つもありません。一括見積もりは無料で24時間いつでも使えます。一括見積もりサイトが提携している業者には、サイトによって少しバラつきがあるので、複数のサイトを利用してみるのもアリだと思います。より多くの業者を比較検討できれば、選択肢も増えてより精度が上がるはずです。

また、引越し料金一括見積もりを利用すると、絶対に引越し料金が安くなる理由があります。気になる方は是非チェックしてみてください。⇒一人暮らしの引越し費用

 

 

引越し料金が安くなる時期を選ぶ

いつ引越しをするのかはとても重要です。

引越しには、「繁忙期」と「通常期」があります。繁忙期とは、最も引越しをする人が多くなる、3月~4月の時期を指します。会社の人事異動がもっとも活発になる時期で、特に単身での引越し需要が上がる時期でもあります。

逆に、繁忙期以外の通常期は、繁忙期に比べて引越し料金は安くなります。引越し業者への依頼数も繁忙期の約半分くらいになるので、業者も料金を安く見積もってくれます。

どうしても繁忙期に引越しをしなければならない場合は仕方ないですが、そうでない場合は出来るだけ繁忙期以外の時期を選ぶようにしましょう。1月や2月に引越しをすれば2割~3割ほどの料金を節約することができます。

また、曜日の選び方も大切です。土日や祝日は引越しの需要が増えるので料金も高くなります。ですから、平日を選ぶことで費用を安く抑えることができます。

時間帯についても、午前は料金が高く、午後は安くなります。これは、午前中から作業を始めて、夜には作業を終えたいと思う人が多いからでしょう。もし荷物が少なく作業に時間がかからない人は、午後便を依頼することで料金は割安になります。

 

荷物を減らして人件費を節約

引越し業者の料金は、ほとんどが人件費(作業スタッフの人数)と、トラックや資材などの費用で算出されています。ですから、なるべくスタッフの人数を少なくし、トラックの数を減らし、梱包に必要な資材を減らすことが出来れば、引越し料金は安くなります。

まずは、使わない大きな荷物を減らすことがポイントです。荷物のサイズが大きければ大きいほどスタッフも必要になりますし、大きなトラックが必要になってしまいます。

ベッド、テレビ、冷蔵庫、ソファー、テーブルなど、新居で新しく買い替える予定のモノや、古くなって使わなくなったモノなどは、処分したり売ったりしましょう。古くなった電化製品などは、現在の最新のモノを買った方が、電気代と運搬費をトータルで見た場合、結果的に新しく買った方が安くなることもあります。古い家電は消費電力も大きいので、新しくした方が生活費を節約するという面でもおトクになるかもしれません。

大きな家具や家電以外にも、捨てられるものは出来るだけ処分していきましょう。押し入れやクローゼットの奥に仕舞われたまま全く使わなくなったものや着なくなった衣服は、荷物にするとかなりかさばることもあります。新居の収納スペースや、理想のインテリアなどのことも考えながら必要なモノとそうでないモノを上手に仕分けしていきましょう。

どっちにしようか迷っているモノは、基本的にいらない物です。長くても過去3年間使っていない物は、これからもおそらく使うことはないと思ってください。そうすれば、処分できるものは結構たくさん出てくると思います。本当に大切なモノや使うもの、必要なモノだけを整理しながら荷造りを進めていきましょう。

 

引越し料金を安くる方法【まとめ】

①料金が安く、あなたに合ったサービスを提供してくれる引越し業者を選ぶ

②料金が安くなる季節、月、曜日、時間帯を選ぶ

③荷物を少なくし、人件費・設備費を削減する

 

この3つを実践できれば、アナタが支払う引越し料金はかなり安くなるはずです。無駄に高い引越し料金を支払うことがないように、出来る限りのことは実践していきましょう。